税理士法人TOTALの税理士 高橋寿克です。

私は自分で作業したり、分析するのは得意ですが
「教える」、「教育」は大の苦手です。

私事ですが、長女がこの4月から小学校に入学しました。
ここまで、「教育」は妻に任せきりで駄目な父親でした。

ここで一念発起して、教育書を4冊買い込んで読みまくりました。
合格体験記も自分の開成受験以来30年ぶりくらいに3冊読みました。

四谷大塚とSAPIXという有名進学塾の入塾試験を受けて
無事合格し、そのうちのひとつに入会させました。
(私の頃は中学受験は小4・5くらいからが一般的でしたが
スタートがだいぶ早くなっているようです)

うちもご多分にもれず、親バカですから

早くから鍛えれば、地頭は悪くないはず?
目指せ桜陰(妹の母校です)、女子学院、白百合!

東大に合格すれば第2の菊川玲か高田万由子!

(妄想もここまで来ると…)

塾の勉強は素晴らしいです。親が見ても頭を使う良い問題、授業です。
同級生は優秀なお子さん揃い。

でもねえ、入学から1ヶ月、娘が明らかに疲れているんですよ。
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そう言えば私は小学校1年のとき落ちこぼれのスロースタートでした。
私の両親は私が頭が悪いのか、病気なのかと心配したようです。
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残念ながら塾のレベルについていくのは今の長女にはつらそうです。
早くも2ヶ月にして塾をやめることになりそうです。

もちろん、娘の教育をあきらめたわけではありません。
基礎ができていない今のレベルに、この方法が合っていなかったのでしょう。
遊びや友達づきあい、お手伝いやお片づけを通じて学びつつ、
基礎をしっかり固めて、じっくり子供を見て教育すればきっと彼女なりの良さも出てくるでしょう。

うちは、営業と採用はだいぶめ落ち着いてきました。
たくさんのスタッフを抱える経営者・起業家として最近の最大の課題は「教育」です。

専門知識・事例の蓄積、ルールやリストの作成は進んでいるので
課題を与えれば自分で行動し、管理できる人間は心配は要りません。

でも、ルールを使いこなす頭の使い方を知らないスタッフも少なからずいます。
これには適切な教える仕組みが必要なようです。
なかなか根気がいる作業ですが、娘同様あきらめるわけにはいきません。
このあと、基礎とルールの徹底を通じて、そしてそのスタッフのことを良く考えて教育も行いたいと思います。